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米ワクチン接種活動、近く仕上げの段階に移行へ-開始から3カ月経過

  • 成人の過半数が接種を受ける-1日当たり接種人数は鈍化しつつある
  • 米国は現在、イスラエルのワクチン接種活動で2月半ばの段階付近

全米で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まってから3カ月が経過し、成人の過半数が接種を受けた。こうした取り組みは近く、大規模な接種から仕上げの段階に移行する。

  24日時点でワクチン接種を少なくとも1回受けた人は米国で1億3860万人に達した。 米疾病対策センター(CDC)によると、1回目の接種を受ける人は1日当たり130万人前後。このペースは鈍化しつつあるが、たとえそれが直ちに半減したとしても、今から6週間後には接種を1回受けた人が米国とその領土で全体の半分余りに達する計算だ。

  CDCの研究によると、1回目の接種を受けた人はほぼ全員が2回目も受ける可能性が高い。さらに、最もリスクが高い年齢層となる60歳以上では80%余りが接種を1回受けており、今後、同様に接種を完了する見込みだ。

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  それだけで、少なくとも米新規感染者数への大きな影響を予測できるかもしれない。米国は現在、イスラエルのワクチン接種活動で2月半ばの段階付近にある。新規感染者数が急減し始める3週間前だ。  

  ブルームバーグのワクチン・トラッカーは米国で報告された1日当たりの接種回数を3カ月余り公表してきた。この数字は増加傾向だったが、ここにきて減少し始めている。ワクチン接種活動の目標は接種の対象者がいなくなることだが、米国は現在そこに向かっている。

  ただそれはワクチン接種の取り組みが終了することを意味するものではない。ホワイトハウスでコロナ対応の調整責任者を務めるジェフ・ザイエンツ氏は23日、接種活動が「次の局面」に入りつつあると語った。

  同氏はブリーフィングで、「ワクチンの1日当たりの接種ペースは今後、緩やかになり、変動すると見込まれる」とし、「最もリスクが高い層やできるだけ早急に接種を受けたいと希望する人は接種を受けた。今後もこうした取り組みを継続するが、他の層に達するには時間がかかり、集中力を要することをわれわれは承知している」と語った。

原題:
The End of U.S. Mass Vaccination Is Coming Sooner Than Later(抜粋)

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