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【米国市況】S&P500が最高値、堅調な企業決算と成長期待で

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26日の米株式市場では、S&P500種株価指数が最高値を更新した。堅調な米企業決算に加え、景気回復が進む中でも米金融緩和政策が維持されるとの見方で買いが優勢となった。

  • 米国株、S&P500種が最高値-経済成長期待で
  • 米国債は続落、10年債利回り1.57%
  • 資源国通貨が上昇、金属相場堅調で-ドル指数は小幅安
  • NY原油は反落、インドのコロナ感染急増で需要見通し曇る
  • NY金ほぼ変わらず、FOMC会合や米経済指標控え

  先週には週間ベースで3月半ば以来の下げを記録したS&P500種はこの日、業種別11指数の大半が上昇。中でもエネルギーと一般消費材・サービスの上昇が目立った。小型株で構成するラッセル2000指数は他の主要株価指数をアウトパフォームした。

  S&P500種は前週末比0.2%高の4187.62。ナスダック総合指数は0.9%上昇。一方、ダウ工業株30種平均は61.92ドル(0.2%)安の33981.57ドル。

  インドやブラジルなど新興国の一部は新型コロナウイルスの感染拡大や活動制限強化のさなかにあるが、ワクチン接種が進展する先進国の経済はより着実な回復軌道にある。

  ブルームバーグの集計データによると、これまでに決算発表を済ませたS&P500採用企業の4分の3余りが、アナリスト予想を上回る業績となった。投資家は今週、景気回復過程での米企業動向に関する最新の手掛かりを得ようと、アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、アップルと言った大型ハイテク企業の決算に注目するとみられる。

  米国債は続落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.57%と、50日移動平均近辺にとどまった。

  外国為替市場では資源国通貨が値上がり。カナダ・ドルが米ドルに対し5週間ぶり高値を付け、オーストラリア・ドルは対米ドルの上昇率で他の主要通貨を上回った。銅や鉄鉱石をはじめとする金属相場の高騰が背景。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控える中、2カ月ぶり低水準となった。ドルは対円では0.2%高の1ドル=108円08銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.2086ドル。

Dollar eyes 2021 low vs loonie as commodities rally

  ニューヨーク原油先物相場は反落。インドなどで新型コロナ感染が急速に再拡大していることを背景に、需要回復の見通しが曇った。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の共同技術委員会(JTC)は、今年の世界原油需要見通しを引き上げた上で、インドやブラジル、日本でのコロナ感染拡大が経済成長にマイナス影響を及ぼす恐れがあると警告した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は23セント(0.4%)安の1バレル=61.91ドルで終了した。ロンドンICEの北海ブレント6月限は46セント安の65.65ドル。

  ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。投資家の注目は、今週予定されるFOMC定例会合や米経済指標発表に移っている。

  ニューヨーク時間午後2時12分現在、金スポットは0.1%高の1オンス=1779.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%高の1780.10ドルで終えた。

原題:U.S. Stocks Rise to All-Time High on Growth Bets: Markets Wrap(抜粋)

Commodity FX Surges; Dollar Dips as Traders Eye Fed: Inside G-10(抜粋)

Oil Dips With India’s Virus Surge Looming Over Demand Recovery(抜粋)(抜粋)

Gold Steadies as Investors Await Fed Meeting, U.S. Economic Data(抜粋)

(企業決算動向などを追加、相場を更新します)
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