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Photographer: Bloomberg Creative Photos/Bloomberg
cojp

SPAC経由上場のフィスカーが大幅安-ゴールドマン投資判断下げで

  • 市場参入の遅れなど挙げ「売り」に引き下げ、目標株価も下げる
  • 22日は9%安で終了-3月に記録した最高値の半値未満

22日の米株式市場で米新興電気自動車(EV)メーカー、フィスカーが再び大きく下げた。ゴールドマン・サックス・グループが投資判断を引き下げたことが材料視された。株価は3月に記録した最高値の半値未満に落ち込んでいる。

  ゴールドマンのアナリスト、マーク・ディレーニー氏は21日遅く、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなどEV専門メーカー以外もEV市場シェア拡大を図っていることや、フィスカーの市場参入の遅れを理由に投資判断を従来の「ニュートラル(中立)」から「セル(売り)」に変更。目標株価も15ドルからウォール街で最低の10ドルに下げた。

  EVメーカーのフィスカーとニコラ、ローズタウン・モーターズの3社はいずれも特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場した。

  フィスカーのビジネスモデルは自動車製造の外注を柱としている。同社初のEVスポーツタイプ多目的車(SUV)「オーシャン」はマグナ・インターナショナルが2022年後半以降に生産を開始する予定。

  ディレーニー氏は調査リポートで、米アップルのサプライヤーである台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループと提携して開発するフィスカーのもう1種のEVについて、市場投入は23年後半ごろ以降になると分析した。

フォックスコン、EV製造でフィスカーと提携へ-年25万台超を生産へ

  フィスカーの22日終値は9%安の13.78ドル。一時13%下げた。3月2日には取引時間中の最高値31.96ドルを付けていた。同社はコメントを控えた。

原題:
Former SPAC Darling Fisker Nosedives After Goldman Says Sell (2)(抜粋)

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