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東芝株が5日ぶり反発、ベインが買収案の策定を検討との報道

  • CVCの買収検討中断を受け21日まで4日続落、不安定な動き続く
  • 提案あれば真摯に検討、上場のメリット生かし企業価値を向上-東芝

東芝株が5日ぶりに反発。一時前日比4.8%高の4405円と急伸した。米投資会社ベイン・キャピタルが、非公開化を目的とする東芝買収案の策定を検討していることが分かったと、ロイター通信は21日に報じた

  東芝株は、英投資会社CVCキャピタル・パートナーズが非公開化を趣旨とする買収検討を中断したのを受け、21日は4日続落し、CVCによる提案が判明して以降の安値水準となっていた。買収に関する情報に左右される動きが続いている。

東芝株が4日続落、買収提案後の安値に-CVCが検討を中断

  ロイターの報道によると、ベインはみずほフィナンシャルグループ三井住友フィナンシャルグループなど日本の大手銀行と資金を確保するための協議を行っている。ベインの提案は初期的なもので、変わる可能性もあるという。

  東芝広報担当の原みどり氏は、ベインから提案は受けていないとした上で、買収提案があれば排除せず真摯(しんし)に検討していくとコメント。ただ、「現時点では、上場会社としてのメリットを生かすことが企業価値の向上につながると確信している」と述べた。ベインの広報担当者はコメントを控えた。

  ベインは東芝が分社化したキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)を自身が主導した企業連合が2018年に買収し、56%を持つ筆頭株主となっている。現在も約4割を保有する東芝はキオクシアHDの売却益を株主還元に充てる方針を示している。

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