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日本株は急反発、米国株落ち着きやASML決算-半導体など広く上げ

更新日時

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東京株式相場は大幅反発。主要株価指数の上昇率は3月1日以来の大きさとなった。米国株の落ち着きや半導体製造装置メーカーの蘭ASMLの好決算を受けて業績期待が高まり、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体関連が軒並み上昇。素材や海運など景気敏感業種や好業績株を中心に、内外需が広く上げた。

  • TOPIXの終値は前日比34.32ポイント(1.8%)高の1922.50と4日ぶり反発
  • 日経平均株価は679円62銭(2.4%)高の2万9188円17銭と3日ぶり反発
3月1日以来の上昇率

市場関係者の見方

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト

  • 過去2日間は緊急事態宣言に関連した動きを受けて相当下げ、突っ込み警戒感が出ている上に米国株も落ち着いたので順当なリバウンド
  • 緊急事態宣言の期間が2−3週間に収まれば、対象地域が全国ではないという点もあって1回目ほどの落ち込みにならない
    • 株式市場は企業収益に影響がどこまであるかに注目している
  • ただ不透明感は残り、再開が遅れるのであればウエート的には日本を抑える話になり買いにくくなる

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト

  • 米国では目立った材料に乏しい中、債券市場の落ち着きを受けて足元の企業業績の改善傾向を評価する流れが出ている
  • 米企業のリビジョン・インデックスから見ると米景気への懸念は杞憂(きゆう)である可能性があり、日本株の下げにも歯止めがかかりそう
  • ASMLは予想通りの好決算、半導体業界全体もさらに業績先行きに対して思惑が働きやすい

東証33業種

上昇率上位海運、鉄鋼、電機、機械、精密機器、医薬品、サービス
下落率上位石油・石炭製品、空運

背景

  • 米S&P500種株価指数は0.9%高と3営業日ぶりに反発-10年債利回りはほぼ変わらずの1.56%
  • 蘭ASML、2021年通期の30%増収見込む-半導体不足で需要拡大
    • 米フィラデルフィア半導体株指数は2.8%高と1日以来の上昇率
  • 東京の緊急事態宣言、今週にも決定-大型施設への休業要請と報道
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