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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Cojp

コインベース株、ドイツの取引所で取引停止へ-コード巡る手続き不備

  • 提出した取引コードがコインベースに適切にリンクしていなかった
  • 米IPOの一環としてフランクフルト証取とXETRAに上場

ドイツ取引所は21日、暗号資産(仮想通貨)交換業者、米コインベース・グローバルの株取引を停止すると明らかにした。同取引所のプラットフォームでの取引を可能にするための書類手続きの不備を理由に挙げた。

  発表資料によると、コインベースは23日に取引停止となる。同社は米国での新規株式公開(IPO)の一環としてフランクフルト証券取引所と取引システムXETRAに上場したが、提出した取引コードが同銘柄に適切にリンクされていなかった。詳細は明らかにしていない。

  コインベースの広報担当者は「当社は管理上のミスを認識しており、一部の欧州証取に一部資料を再提出する必要性が生じている」とした上で、「現時点でコインベース株の取引に影響は出ていない。可及的速やかな問題解決に向けて取り組んでいる」とコメントした。

  20文字の英数字で構成されるこのコードはバーコードのようなもので、LEI(取引主体識別子)と呼ばれる。取引での資産識別が可能になるほか、当局の市場監視に利用される。事業体の所有構造に関する情報が含まれ、2018年1月から欧州市場での取引要件となっている。さまざまなLEI提供業者のウェブサイトによると、企業はコードを数日以内に取得できる。

  ドイツ取引所の広報担当者は「コインベースの取引が再開される唯一の道はLEIの申請だ」と指摘した。

  この問題が米市場での取引に影響を与えることはない。コインベースは14日、米ナスダック市場に上場した。

原題:
Coinbase to Stop Trading on German Exchange Over Missed Code (2)(抜粋)

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