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東芝株が4日続落、買収提案後の安値に-CVCが検討を中断

更新日時
  • 一時前日比6%安と6日以来の日中安値を付ける
  • 上場会社のメリットを生かすことが企業価値向上につながる-東芝
Signage for Toshiba Corp. displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Wednesday, April 7, 2021. Toshiba surged its daily limit of 18% after confirming it received an initial buyout offer from CVC Capital Partners, setting the stage for potentially the largest private equity-led acquisition in years.
Signage for Toshiba Corp. displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Wednesday, April 7, 2021. Toshiba surged its daily limit of 18% after confirming it received an initial buyout offer from CVC Capital Partners, setting the stage for potentially the largest private equity-led acquisition in years. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

東芝株が一時前日比6%安の4090円と4日続落。英投資会社CVCキャピタル・パートナーズから受けていた非上場化を趣旨とする買収提案について、同社から「暫時検討を中断する」という内容の新たな書面を受領したと20日に発表した。

  株価はCVC提案が明らかになる前の6日(3830円)以来の日中安値となった。

  発表によると、CVCの書面には具体的な詳細情報が記載されておらず「非公開化が当社経営陣および取締役会の戦略的目的に合致するかについて説明を待つため暫時検討を中断する」と記載されていたという。このため東芝としては「初期提案を評価することは不可能」としている。

  SMBC日興証券の吉積和孝アナリストは20日付のリポートで、仮にKKRなど他のファンドによる提案が出てこない場合、一連の買収騒動は収束し、東芝株に対する評価軸はファンダメンタルズに回帰することが想定されると分析した。

  東芝は発表の中で、東京証券取引所の1部市場に1月に復帰したばかりだと指摘。長期的な価値創造に適した安定的な資本構成を提供しており、上場会社としてのメリットを生かすことが企業価値の向上につながると現時点では確信しているとした。

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