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中国経済のV字回復、「転換点」過ぎたもよう-ゴールドマン

  • 政策の焦点が長期的な安定性と成長の問題への対応にシフト
  • 2019年との比較で住宅着工と製造業投資は低迷

中国経済は1-3月(第1四半期)に記録的な急成長を遂げたが、新型コロナウイルス禍からのV時回復はそこで終わり、現在は潜在成長率の水準に戻りつつあると米銀ゴールドマン・サックス・グループはみている。

  中国経済は「転換点を過ぎたようだ」とホイ・シャン氏ら同行のエコノミストが20日のリポートで指摘。「政策の焦点もコロナ禍で下振れした経済の回復支援から、長期的な安定性と成長の問題への対応にシフトした」との分析も示した。

中国GDP、1~3月は過去最大の伸び-コロナ低迷の反動も

Slump and Rebound

Expected surge in growth is the mirror image of the slump last year

Source: National Bureau of Statistics

Note: February data shows Jan.-Feb. combined

  ゴールドマンのエコノミストらはロックダウン(都市封鎖)があった昨年のGDP急減に伴うゆがみを回避するため、2019年と比較。輸出と不動産販売は明らかに好調だが、住宅着工と製造業投資は低迷していると説明した。こうしたパフォーマンスの格差は今後ある程度、収束するかもしれないがペースは鈍いとしている。

  今年3月の小売売上高改善にもかかわらず、1-3月期の家計貯蓄率は「執拗に高水準」で、短期的に家計消費が急増する強い兆しはないとも指摘。「かなりのたるみが残っており、家計消費は遅れを取り戻すだろうが、不確実性の大きさと集団免疫獲得への長い道のりを考えると、ペースは恐らく抑制されるだろう」とコメントした。

原題:China’s V-shaped Recovery Reached Turning Point, Goldman Says(抜粋)

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