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きょうの国内市況(4月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅安、コロナ深刻化懸念で投資家心理悪化-電機や自動車安い

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  東京株式相場は大幅安。国内で新型コロナウイルス感染が変異株の拡大で勢いを増し、経済に悪影響を与える懸念が広がっている。米ハイテク株安も加わり投資家心理が悪化、電機や自動車、機械、情報・通信、化学などを中心に東証33業種中32業種が下げた。

  • TOPIXの終値は前日比30.31ポイント(1.6%)安の1926.25
  • 日経平均株価は584円99銭(2%)安の2万9100円38銭

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 国内の新型コロナ感染拡大は株式市場に影響してこなかったが、相対的に米欧などの諸外国と比べた時にあまりにもワクチン接種が遅れる中、3回目の緊急事態宣言発令の話もありさすがに悪材料視されてきた
  • 日経平均は75日移動平均線の2万9100円前後を昨年来大きく割れることなくきており、2万9000円を割れてしまうと調整色が強まる可能性は高くなる
  • ただ、世界の景気敏感株といわれるくらい日本企業は海外で利益をあげており、重要なのは海外景気が正常化に向かっていくことで、国内要因での売りが何日も続くとは思っていない

東証33業種

下落率上位空運、不動産、倉庫・運輸、機械、電機、建設、その他金融、輸送用機器、食料品
上昇率上位海運

●超長期債が上昇、20年入札の強い結果受けて買い優勢ー中長期債は重い

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  債券市場では超長期債が上昇。この日行われた20年債入札が強い結果となったことで買いが優勢となった。日本銀行が来月の買い入れを減額するとの懸念から中長期債の上値は重かった。

  • 新発20年債利回りは0.435%、新発30年債利回りは0.64%、新発40年債利回りは0.68%といずれも前日比1ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.08%
  • 長期国債先物6月物の終値は5銭安の151円38銭。上昇して始まった後すぐに下げに転じ、一時151円34銭まで下落。引けにかけて下げ幅を縮めた

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 月末発表される来月のオペ予定で買い入れが減額されても、超長期債の金利は上がらないとの見方から、20年債入札に積極的に応札した投資家が多かったようだ
  • 減額余地の大きい中長期債はオペ予定前は買い進めにくいが、需要の強さから10年債利回りが低下するのも時間の問題だろう

20年債入札

  • 最低落札価格は101円10銭とブルームバーグがまとめた市場予想を10銭上回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.34倍、前回3.40倍
  • 小さければ好調を示すテールは2銭と前回(10銭)を大きく下回り、昨年2月以来の小ささ

●ドル・円は108円台前半、輸入企業などのドル買い優勢-豪ドルは上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台前半で堅調に推移。午前の取引で一時、1カ月半ぶりの107円台まで下げた後、国内輸入企業などのドル買いが優勢となった。オーストラリアドルは同国中銀会合の議事要旨公表後に上昇基調を強めた。

  • ドル・円は午後3時26分現在、前日比0.1%高の108円29銭。朝方に107円97銭と3月5日以来の安値を付けた後、一時108円32銭まで上昇
  • 豪ドル・ドルは0.5%高の1豪ドル=0.7797ドル。一時0.7804ドルと3月18日以来の高値。対円では0.7%高の1豪ドル=84円45銭

BofA証券の山田修輔主席FX・日本株式ストラテジスト

  • 年初からのドル全面高の揺り戻しが対円でもドル売り要因になっている半面、ゴルディロックス的な相場展開への期待を背景とした円売り圧力もあり、きょうは後者がやや優勢
  • 日本で緊急事態宣言が発令されてもドル・円が大きく動くとは思えないが、あえて言えばやや円安方向か。日本だけの事情で円高につながるグローバルなリスクオフになるとは考えにくいためだ
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