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ペルー大統領選決選投票、世論調査で急進左派候補が優勢-通貨急落

  • カスティジョ氏の支持率がケイコ氏を11ポイントリード
  • 19日の取引で2051年償還ドル建て国債価格は一時2.24%安

ペルーの通貨と債券が19日の取引で急落した。6月に予定される大統領選の決選投票に向けた世論調査で、急進左派候補ペドロ・カスティジョ氏がフジモリ元大統領(収監中)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏を支持率で大きくリードしたことが影響した。

  調査会社イプソス・ペルーが15-16日に実施した世論調査によると、カスティジョ氏の支持率がケイコ氏を11ポイントリード。カスティジョ氏が所属する政党は、キューバ革命を主導した故フィデル・カストロ元国家評議会議長(国家元首)やベネズエラの故ウゴ・チャベス元大統領の政策を高く評価している。

  ペルー通貨ソルは対ドルで1.14%安の1ドル=3.6730ソルで取引終了。2051年償還のドル建て国債の価格は一時2.24%安と、1カ月前に同債券が発行されて以降で最大の下落率となった。同国の代表的な指数のS&P/BVLペルー総合株価指数も昨年11月以来の大きな下げを記録した。

Peruvian debt tumbled after a poll showed the leftist candidate leading the race

ペルー大統領選、急進左派候補とフジモリ氏長女が決選投票へ

  ゴールドマン・サックス・グループの中南米担当チーフエコノミスト、アルベルト・ラモス氏は19日のリポートで、世論調査について「市場にとりネガティブなシグナルだ」と指摘。 「カスティジョ氏の急進的で極端な政策・政治方針は大半の有権者に魅力的でないという政治アナリストや評論家、一般の見方を覆す」ものだと述べた。

原題:Peru Bonds Fall as Leftist Takes Big Lead Ahead of Runoff (2)(抜粋)

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