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欧州はテーパータントラムも、ECBコミットメントなければ-BofA

  • ECBのコミュニケーション戦略が投資家を混乱させている
  • ECBが債券購入を増やす可能性低いとゴールドマン

欧州中央銀行(ECB)が今週の政策発表時に緩和的な金融環境を維持する強いコミットメントを示さない場合、次回6月の政策決定会合に向けて「ミニテーパータントラム」が生じる可能性があると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)金利戦略グローバル責任者のラルフ・プロイサー氏が述べた。

  同氏はECBのコミュニケーション戦略が投資家を混乱させていると指摘した。経済指標の改善を見込む同氏は、30年物実質金利のショートポジションを使ってヘッジすることを勧めている。

  また、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストらはECBが債券購入を増やす可能性は低いとして、30年物ドイツ国債の売りを勧めた。ジョージ・コール氏は最近の顧客向けリポートで「ECBは経済予測を徐々に引き上げる方向にあり、利回り上昇を容認する姿勢を暗黙のうちに示唆している」と指摘した。

  欧州債に対する弱気の見方は、欧州の新型コロナウイルスワクチン接種と経済再開が加速するとの期待を反映している。指標のドイツ10年債利回りの上昇幅は年初来で30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と米国債のほぼ半分にすぎないが、ワクチン接種の広がりとともに追い付くとの見方が強まっている。

  シティグループはドイツ10年債利回りが今四半期中に約10bp上昇しマイナス0.15%になると予想する。 BNPパリバとピクテ・ウェルス・マネジメント、マニュライフ・インベストメントは同利回りが12月までに2年ぶりにプラスに転じるとみている。

German bunds have significantly outperformed Treasuries this year

  

原題:
Goldman Sours on German Debt as BofA Warns of ECB Taper Tantrum(抜粋)

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