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アインホーン氏、インフレ率上昇に備える態勢-グリーンライト運用

  • ヘッジファンドは1-3月にマイナス0.1%、S&P500種下回る
  • 最大の保有割合を占めるグリーン・ブリックが運用成績に重し

ヘッジファンド運用者デービッド・アインホーン氏はインフレ率について「上昇の一途をたどる」と指摘した。

  米グリーンライト・キャピタルの創業者であるアインホーン氏は1-3月(第1四半期)の投資家宛て書簡で「現在、追い風が吹いている。米経済は本格的な回復モードにある」とした上で、「現時点でわれわれはインフレ率とインフレ期待の上昇に備える態勢を変えていない」と説明した。書簡はブルームバーグが確認した。  

Key Speakers At The Sohn Investment Conference

デービッド・アインホーン氏

  同社のヘッジファンドは1-3月のリターンがマイナス0.1%と、配当再投資を含めたS&P500種株価指数のプラス6.2%を下回った。

  アインホーン氏によると、グリーンライトで最大の保有割合を占めるグリーン・ブリック・パートナーズが運用成績に重しとなった。グリーン・ブリックは昨年、株価が2倍に上昇し、ポジションが大きくなり過ぎていたという。グリーンライトは今年1月、保有分の約25%をディスカウントで売却し、これが同月のリターンの足かせとなった。

  グリーンライトの空売り投資も2020年と今年初めに不調で、アインホーン氏はこれについて「容認できない」とした。1月に市場の関心が空売り比率の高い銘柄に向かったことでグリーンライトの弱気ポジションの一部が痛手を受けた。同氏は「見直しが間違いなく必要だ」と指摘した。

  同社の広報担当者はコメントを控えた。

原題:
David Einhorn Says Greenlight Is Positioned for Rising Inflation(抜粋)

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