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Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg
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日本株は小幅続伸、決算シーズンと日米会談で様子見-保険や精密高い

更新日時

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東京株式市場は小幅に続伸。決算シーズン本格化や日米首脳会談を控えた中で保険や精密機器、半導体関連などの電機、不動産が買われた。個別では来週決算発表予定の日本電産やエムスリー、買い手候補報道のあったスクウェア・エニックス・ホールディングスなどが上昇した。半面、国内の新型コロナウイルス感染再拡大への懸念がくすぶり自動車や機械は下げ、金利低下を受けて銀行も安かった。

  • TOPIXの終値は前日比1.74ポイント(0.1%)高の1960.87
  • 日経平均株価は40円68銭(0.1%)高の2万9683円37銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジスト

  • 日米首脳会談では、バイデン米大統領が中国に対して厳しい姿勢をとる中、日本がどのような姿勢を見せるかが注目
  • 米小売売上高は良くなるのはわかっていたが外食も戻しておりサプライズ、ニューヨーク連銀、フィラデルフィア連銀の製造業指数など、米国経済は力強く回復している
  • 新型コロナでまん延防止重点措置の適用地域が拡大され、景気の先行きが不透明になり、景気敏感などバリュー株の下押し材料になりやすい

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 日経平均3万円が天井となっており手掛かり難
  • ここから先、日本株が上昇するためには世界経済が力強くなる、あるいは日本経済の回復が強くなる、企業業績でプラスのサプライズなどの材料が必要だが、すでに相当織り込んでしまった部分がある
  • 国内で新型ウイルス感染が広がると株高ムードにはなりにくく、ワクチン接種が進んでいない点は、米英と比べると活動再開がネックになり日米の株価に少し差が出ている

東証33業種

上昇率上位鉱業、保険、空運、不動産、精密機器、ガラス・土石、水産・農林
下落率上位海運、電気・ガス、銀行、鉄鋼、金属製品、輸送用機器

背景

  • 日米首脳が対中国で協調へ、経済影響に懸念も-きょう会談
  • 菅首相、ファイザーと日本へのワクチン追加供給で合意の方向-報道
  • 米小売売上高9.8%増、10カ月ぶり大幅な伸び-景気回復に勢い
  • きょうのドル・円相場は1ドル=108円80銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は108円91銭
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