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Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
cojp

世界の債券需要、持ち直しの兆し-日本勢の外債買い活発化

  • 日本の投資家は4月第1週に1兆7000億円相当の外債買い越し
  • 外国株は今年最大の売り越し、債券へのリバランスを示唆

世界の債券需要が持ち直しているようだ。その1つの兆しとして、新しい会計年度に入った日本の投資家が外債投資を活発化させている。

  財務省のデータによると、国内勢は4月第1週に1兆7000億円相当の外債を買い越した。5カ月で最大の買越額だ。

  コモンウェルス銀行の債券・外国為替戦略責任者マーティン・ウェットン氏(シドニー在勤)は「世界の債券市場にとって日本の新会計年度は良い始まり方をした」とした上で、「日本の生命保険会社は今後数週間内に債券投資の方針を明らかにするだろうが、米国とオーストラリアの債券市場が投資計画に含まれていると思う」と述べた。

Japanese investors buy most overseas bonds since November

  今年初めの米国債売り後、投資家は日本勢の買いを期待している。米国債を海外で最も多く保有するのが日本の投資家であり、その動向は市場の行方を左右する。

  また、財務省のデータによると、国内勢の外国株投資は9日終了週に今年最大の売り越しとなった。これは債券へのリバランスを示唆している。

Amount of Treasury Strips rises by most since March 2018

  そのほか、米財務省のデータによれば、米国内の年金基金からの需要を示すストリップス債の保有高が3月に急増、今週の30年債入札で機関投資家の需要の目安である直接入札の割合が6年で最高となるなど、さまざまな投資家からの債券需要回復の兆候がある。

原題:Bond Demand Revives as Japan Buyers Pile Back Into Overseas Debt(抜粋)

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