, コンテンツにスキップする

自民・二階幹事長、「とても無理なら」東京五輪中止も

更新日時
  • 「五輪開催は大きなチャンス」「ぜひ成功させたい」とも発言
  • 変異株で感染再拡大、河野行革相は無観客開催に言及

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

自民党の二階俊博幹事長は15日、新型コロナウイルス感染がさらに拡大した場合、東京五輪の開催中止も選択肢になるとの考えを示した。TBSのCS番組収録で語った。

  二階氏は「とても無理だということだったら、すぱっとやめないといけない」と述べ、感染状況によっては中止の判断も「当然だ」と語った。 一方で、五輪開催は「日本にとって大きなチャンス。ぜひ成功させたい」と強調。開催に向けて課題を解決していくことが大事だとも述べた。

  収録後に二階氏は五輪を成功させたいという思いであり、自身の発言は「何が何でも開催するのかと問われれば、それは違うという意味」と釈明する文書を発表した。加藤勝信官房長官は午後の記者会見で、感染状況を注視しつつ、開催に向けた準備を進めていきたいと述べた。

  TBSによると国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長は14日、東京大会は「必ず開催される」と断言していた。先月25日には福島県から聖火リレーがスタートしたが、新型コロナウイルスの感染が拡大している大阪府などでは公道での実施が中止されている。

  小池百合子都知事は二階氏の発言について「叱咤(しった)激励、ここはコロナを抑えていこうというメッセージだと受け止めている」と記者団に語った。

  東京五輪を巡っては、河野太郎行政改革担当相も15日、テレビ朝日の番組で感染状況を踏まえて「無観客ということになるのかもしれません」と述べていた。

  NHKが9日から3日間実施した世論調査によると、東京五輪について「これまでと同様に行う」が2%、「観客の数を制限して行う」が34%、「無観客で行う」が25%、「中止する」が32%だった。

(加藤官房長官の発言を追加し、更新しました)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE