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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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ゴールドマンとJPモルガンのトレーディング好調、ミーム株人気寄与

  • SPACとミーム株のブームが大手銀の四半期業績に大きく寄与
  • ゴールドマンのトレーディング収入、市場予想を20億ドル上回る

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個人投資家がウォール街の現状打破を宣言して始まった四半期は結局、大手銀行が驚異的な業績を記録する形で終わった。

  1-3月期の銀行決算発表の先陣を切ったゴールドマン・サックス・グループJPモルガン・チェースは、良い時代は続かないとの業界内の警戒感をよそに、トレーディングやディールメーキングから大きな収入を計上した。1月にトレーディング革命を起こそうとした小口投資家の楽観論の高まりも一因だ。

  ゴールドマンは1-3月期のトレーディング収入が過去10年のどの四半期よりも多く、JPモルガンはトレーディング収入が25%伸びた。両行の株式引受手数料収入は、特別買収目的会社(SPAC)の上場ブームで過去最高を記録した。

ゴールドマン、収入・利益とも過去最高-株式トレーディング好調
JPモルガンの1-3月、投資銀行収入は急増-融資は減少

  クレディ・スイス・グループのアナリスト、スーザン・ロス・カツケ氏は顧客向けリポートでゴールドマンの業績について「あらゆる点で素晴らしい」と述べた。

トレーディング好調

  1月に「レディット」などのオンライン掲示板を通じて結束した小口投資家は、ゲームストップなどいわゆる「ミーム銘柄」の株価を押し上げ、デイトレードは世界的ブームとなった。ゴールドマンの決算発表資料によれば、四半期末までにはボラティリティーが低下し始めたものの、売買高は全般に高水準で推移した。

  ゴールドマンのトレーディング収入は47%増の75億8000万ドル(約8260億円)と、アナリスト予想を20億ドル強上回った。ゴールドマンのディールメーキング部門も活況で、投資銀行業務の手数料収入は法人融資を除くと2倍強に増えた。

  JPモルガンでは、株式トレーディング収入は47%増の32億9000万ドルと、ブルームバーグが集計したアナリスト予想の上限さえも上回った。投資銀行業務の手数料収入は57%増の29億9000万ドル。

  ただ、JPモルガンとゴールドマンの好決算はウォール街全体に広がらない可能性もある。両行は外国為替トレーディング業務で減収を警告しており、同分野はシティグループが業界で優位に立つ。シティとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は15日、モルガン・スタンレーは16日にそれぞれ四半期決算を発表する。

Trading Triumphs

JPMorgan and Goldman posted trading revenue that topped estimates

Source: Estimates compiled by Bloomberg, actual results are from company filings

原題:
Goldman, JPMorgan Traders Show the Reddit Crowd How It’s Done(抜粋)

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