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ブラジル中銀、商品高のコアインフレへの波及を警戒-阻止のため行動

  • ロベルト・カンポス・ネト総裁がブルームバーグTVに語る
  • 3月消費者物価は4年ぶりの高い伸び-今年の目標を大きく上回る

ブラジル中央銀行は、金融政策の調整を行う中で最近の商品相場高がコアインフレ率に影響し続けるかどうかを注意深く見守っており、特に2022年のインフレ期待への影響を注視している。ロベルト・カンポス・ネト総裁が明らかにした。

  中銀は先月の会合で大幅利上げを決め、5月の次回会合での同程度の追加引き締めを示唆した。一時的と見なしていた物価急伸が、変動の激しい食品・エネルギーを除いても、より持続的な影響をインフレに与えていると認識したためだ。

  カンポス・ネト氏(51)は13日遅くのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「このインフレ高進のプロセスがコアインフレの数字に何らかの影響を与えたと理解している」と発言。「われわれはこのプロセスの行方を引き続き警戒している」と述べた。

ブラジル中銀のロベルト・カンポス・ネト総裁が金融政策や経済について語る

Daybreak: Australia.” (Source: Bloomberg)

  中銀は経済回復を頓挫させることなくインフレ率の上昇を抑制しようとしているが、新型コロナウイルス感染による死者数が増加し、一部地域でロックダウン(都市封鎖)が導入される中で微妙なかじ取りを迫られている。投資家はボルソナロ大統領が大衆迎合的な政策に傾いていることや財政支出の拡大を懸念している。

  カンポス・ネト氏は、「刺激的な姿勢を維持しながら金利を動かす必要がある」と指摘し、より大きな幅の利上げの可能性を排除しなかった。「何も確定していない」とした。

Inflation accelerated to 4-year high after interest rate hike

  3月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前年同月比6.10%上昇と、4年ぶりの高い伸びとなったほか、今年の物価目標の3.75%を大幅に上回った。インフレで国民の購買力が低下するとの懸念が広がっている。

ブラジルのインフレ率、4年ぶり高水準-中銀目標レンジ上回る

  中銀は3月の会合で政策金利を0.75ポイント引き上げた。利上げ幅はここ10年で最大。さらに、5月の会合で同程度の利上げを行い政策金利を3.5%とすることも示唆した。

ブラジルのエコノミスト、物価と政策金利見通しを引き上げ-中銀調査

原題:Brazil Central Bank Pledges to Stop Core Inflation Contagion (1)(抜粋)

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