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東芝の車谷社長が14日付で辞任へ、後任に綱川会長-報道

更新日時
  • 車谷社長への上級管理職による信任調査では過半が不信任だった
  • PE投資会社KKRが東芝への買収提案を検討-関係筋

東芝の車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が14日付で辞任する意向を固めたと、日本経済新聞の電子版が報じた。14日に開く取締役会で辞任を表明、後任には前任社長の綱川智会長が復帰するという。

  取締役の選解任議案を決める指名委員会は執行役社長の選定に当たり、毎年1回定期的に再任に関する判断をしている。その際上級管理職による信任調査を実施し、結果を参照することを定めている。指名委は今回の調査を受け、車谷氏の再任は難しいと判断していたもよう。東芝は日経に対し、取締役会の日程や議題については公表していないとコメントした。

Day Three Of World Economic Forum 2019

東芝の車谷暢昭社長

  ブルームバーグは12日、車谷氏への信任調査で、「不信任」との回答が過半に達していたと報じた。不信任の割合は過去の水準と比べても群を抜いて高いことから、会社側が策定する取締役選任議案に影響を与える可能性があると述べた。少なくとも社外取締役のメンバーに車谷氏を選任する考えはないとの見方を示していた。

  東芝を巡っては、英投資会社CVCキャピタル・パートナーズが買収して非公開化する趣旨の提案をしたことが分かっている。CVCは1株当たり約5000円を提示しており、買収額は約2兆2800億円に上る。

  一方で、米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRは東芝への買収提案を検討しており、東芝を巡る買収合戦に発展する可能性がある。KKRが検討中の買収案は英投資会社CVCキャピタル・パートナーズが既に提示している210億ドル(約2兆2900億円)の案を上回る可能性が高い。

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