, コンテンツにスキップする

米消費者物価指数、予想上回る上昇率-2012年以来の大幅な伸び

更新日時

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

3月の米消費者物価指数(CPI)は前月比で2012年以来の大きな伸びを示した。経済活動が再開し、需要が強まるにつれ、インフレ圧力が高まりつつあることが示唆された。  

キーポイント
  • 総合CPIは前月比0.6%上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.5%上昇
    • 2月は0.4%上昇
      • 3月は前年同月比では2.6%上昇
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.3%上昇-7カ月ぶりの大幅な伸び
    • 市場予想の中央値は0.2%上昇
    • 2月は0.1%上昇
      • 3月は前年同月比では1.6%上昇

Price Pressures Build

U.S. inflation measures both increased by more than forecast in March

Source: Bureau of Labor Statistics

  総合CPIの伸びはほぼ半分をガソリン価格の上昇が占めた。コア指数の伸びは家賃と自動車保険の上昇を反映している。

  2020年3月に新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)が始まり、ロックダウン(都市封鎖)や広範な事業閉鎖が実施されたため、当時の物価が落ち込んだ。そのため、前年同月との比較でCPIは大幅に伸びたものの、ゆがめられた数値と見なされている。

  CPIの約3分の1を占める住居費は前月比0.3%上昇と、2020年2月以来の大幅な伸びとなった。宿泊費が1991年以来の大幅上昇となったことを反映した。航空運賃も上昇。

  財の価格は前年同月比4.1%上昇、サービスは1.8%上昇した。

  自動車およびトラックのレンタル費用は前月比で11.7%上昇と、昨年6月以来の大幅な伸び。前年同月比では過去最大の伸びを示した。

  食品価格は前月比0.1%上昇。エネルギー価格は5%上昇と、2017年9月以来で最大となった。

  別に発表されたインフレ調整後の実質平均時給は、3月に前年同月比1.5%上昇と、約1年ぶりの小幅な伸びにとどまった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Consumer Prices Increased in March by Most Since 2012(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE