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Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
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ECB、大手銀にヘッジファンド関連リスクの情報要請-関係者

  • ドイツ銀行やBNPパリバに情報を要請、アルケゴス事件受け行動
  • 一定規模のヘッジファンド事業を持つ銀行は全て質問を受ける公算

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欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の大手銀行に、ヘッジファンド関連リスクについて追加情報を求めた。アルケゴス・キャピタル・マネジメントのポジション破綻を受けて行動した。

  事情に詳しい関係者によると、ECBはドイツ銀行BNPパリバなどに情報の提供を要請した。業界を混乱させるような事件後として標準的な慣行だという。ECBの監督下にあり一定規模のヘッジファンド事業を持つ銀行は全て、質問を受ける可能性が高いと、関係者が非公開情報だとして匿名を条件に述べた。

  ECB、ドイツ銀、BNPの担当者はコメントを控えた。

  ファミリーオフィスのアルケゴスはレバレッジを効かせた株式投資が破綻。JPモルガン・チェースはこれに絡む銀行の損失が合計100億ドル(約1兆1000億円)にも上ると予測した。スイスの銀行、クレディ・スイス・グループだけでも1-3月(第1四半期)に44億スイス・フラン(約5200億円)の減損を計上する見込み。

  一方、ユーロ圏の銀行はほぼ無傷だった。ドイツ銀はアルケゴスの取引が破綻し始めた時点で数十億ドルのエクスポージャーがあったが迅速に売却したと、ブルームバーグ・ニュースが報じていた。同行はアルケゴスによる損失は生じないとしている。

原題:
ECB Seeks Details on Banks’ Hedge Fund Risks After Archegos(抜粋)

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