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債券市場のテーパータントラムが最大のテールリスク-BofA調査

  • 3月調査では予想を上回るインフレが最大のテールリスクだった
  • 向こう12カ月にインフレ率上昇と予想したのは93%-過去最高維持

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が世界のファンドマネジャーを対象に実施した4月の調査で、債券市場のテーパータントラム(市場のかんしゃく)が最大のテールリスクだとの回答が32%あった。次いで、インフレと増税、新型コロナウイルスワクチン接種状況がリスク要因に挙がった。

  3月の調査では予想を上回るインフレが最大のテールリスクと見なされ、テーパータントラムはその次だった。

  マイケル・ハートネット氏らストラテジストによると、4月の調査結果は「非常に強気」だが1-3月(第1四半期)以上ではない。ポジションはピークに達しており、リスク資産のリターンには慎重だという。

  調査対象の投資家の差し引き93%が向こう12カ月にインフレ率は上昇すると予想。この割合は前月から変わらず、調査開始後の最高にとどまっている。

  米株市場がバブル状態にあるとの見方はわずか7%。強気相場の初期段階にあるとの回答は25%、後期とみる投資家は66%だった。

  10年物米国債利回りが2.1%になれば株式相場に影響し、2.3%になれば株式との比較で債券投資に妙味があるとの見方が調査の平均で示された。

  ネットベースで株式をオーバーウエートにしている投資家割合は62%と過去最高に近く、現金水準は4.1%と3月の4%から微増だった。

  調査は今月6-12日にかけて実施。回答者177人の運用資産は計5300億ドル(約58兆円)。

原題:
BofA Survey Shows Bond Taper Tantrum Surges to Top Tail Risk(抜粋)

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