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個人投資家、米株「バブル化」を認識-それでも強気姿勢は維持

  • 個人投資家の約75%、株式「バブル化」と評価-Eトレード調査
  • 米家計資産の株式比率、50年代初頭以来の高水準に-JPモルガン

個人投資家の多くは、米株式市場がすでにバブル化していると考えている。そして、彼らの投資意欲に衰えは見えない。

  Eトレード・ファイナンシャルによる最新の四半期調査では、個人投資家の約4分の3が株式市場は「完全に、あるいは若干」バブル化しているとみていることが分かった。前回調査からは3ポイントの上昇。同時に強気センチメントも高まり、強気派が占める割合は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準である61%に上昇した。

  同社の投資戦略担当マネジングディレクター、マイク・ローウェンガート氏は「相場が最高値を更新し、ワクチン接種が加速して景気刺激策は継続され、企業の利益予想も高いことで楽観的見方が強まった」と述べた。

S&p 500 has advanced more than 80% since March trough last year

  米株高局面は1年余り続いており、そのほとんどの期間でバブル化に対する警鐘は鳴り響いてきた。最近は株価バリュエーションがドットコム時代の水準にまで高まり、債券利回りの急上昇も重なったことで、その音は個人投資家の耳にも届くほど大きくなっている。しかし、多くの人はそれを無視し、政府が財政支出を行い、金融当局が緩和的政策を維持する限り、相場は安泰だと考えているようだ。

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  ヘッジファンドなどが慎重姿勢を維持する中、個人投資家は株買いを続け、経済再開で最も恩恵を受ける銘柄にいち早く資金を投じてきた。バンダトラックのデータによると、個人投資家は過去1年間、1日当たり平均12億ドル(約1300億円)を株式に投資してきた。

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出典: Eトレード・ファイナンシャル

  一部では、これまで買い一辺倒だった個人投資家の売りが始まれば、市場全体のリスクになると懸念する声もある。JPモルガン・チェースの推定では、米家計資産に占める株式の割合は4月に40%に上昇し、ドットコム時代のピークを上回り、1950年代初頭以来の高い水準に達すると見込まれている。

原題:
Day Traders Know a Bubble When They See One, and They Want In(抜粋)

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