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ゴルフ関連株に「ご祝儀買い」、松山優勝で業界活性化を期待

更新日時
  • ゴルフ場予約のVゴルフ、クラブシャフトのグラファイなどが急伸
  • 日本人の勝利でゴルフ熱が盛り上がる可能性-丸三証・服部氏
松山英樹選手

松山英樹選手

Photographer: Kevin C. Cox/Getty Images North America

男子ゴルフの世界4大メジャー大会の一つ、マスターズ・トーナメントで松山英樹選手が11日に優勝を決めたことを受け、ゴルフ関連株にはご祝儀買いや業界活性化を期待した買いが入った。

  12日の東京株式市場ではゴルフ場予約などを展開するバリューゴルフが一時19%高の2020円、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は同8.3%高と急伸。ゴルフシャフトの製造販売事業を手がけるグラファイトデザインは制限値幅いっぱいのストップ高まで買われ、松山がゴルフ用品の使用契約をしている住友ゴム工業は同4.4%高に上昇する場面があった。

The Masters - Final Round

AUGUSTA, GEORGIA - APRIL

  丸三証券の服部誠専務は「日本人がメジャーの中でも格上のマスターズで勝利したことは大きな出来事」とした上で、「男子ゴルフに勇気を与えたことで男性中心にゴルフ熱が盛り上がる可能性がかなりある」と述べた。

  Vゴルフは2021年1月期営業利益が前の期に比べて42%増となり、今期は97%の増益を見込む。決算短信によると、ゴルフは「3密」を避けやすい屋外スポーツであることが認知されたこともあり、若年ゴルファーが増加するなどゴルフ人気が再燃しているという。そうした環境下に日本人男子の初のメジャー制覇が重なったことで、競技人口や用具販売の増加といった期待が先行する格好となっている。

急伸

  もっとも、住友ゴムは株価が次第に伸び悩んだほか、GDOは下落に転じる場面が出るなど、朝方の買いが一巡した後に勢いが鈍る銘柄も出始めている。リブラ・インベストメントの佐久間康郎社長は、「決算発表や日米会談前とあってマーケット全体では買い意欲が乏しい」として、これまで人気の圏外にあった銘柄は売りが出にくいものの、スポンサー企業など大型や中型の関連株はご祝儀買い後の株価を維持できなくなっているとしていた。

【主なゴルフ関連株】

(値動きを更新し、市場関係者のコメントなど情報を加えます)
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