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中国、金融リスク抑制でレバレッジ解消に軸足-地方を組織的に検証か

  • 違法な活動は一切容認せず-劉副首相が金融安定発展委で発言
  • 特に地方政府に関係する機関が対象-北京大学の曹和平教授

中国政府は地方の小規模な金融機関にリスク管理強化と「過度」な成長の回避を指示した。景気の安定に伴い債務拡大を取り締まる姿勢を鮮明にしている。

  公式声明によれば、劉鶴副首相は国務院の金融安定発展委員会が8日開いた会議で、違法な活動は一切容認しないと言明。金融機関のオーナーや株主、リスクの集中、関連取引、データの信頼性に対する監視を強めるよう当局に指示した。

  新型コロナウイルスの感染拡大をおおむね封じ込め、経済が持ち直している中国では、当局が政策の軸足をレバレッジ解消に移しつつある。昨年の景気刺激策で、債務は国内総生産(GDP)比で280%近くに膨らみ、銀行だけでも19兆6000億元(約327兆円)に上る記録的な融資を低コストで提供した。

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  北京大学の曹和平教授(経済学)は「金融安定発展委員会の会議が発しているシグナルは、リスク解消に向けた地方の金融機関に対する組織的検証だ。特に地方政府に関係する機関が対象になる」と述べた。

原題:China Flags Deeper Clampdown on Debt Growth at Local Banks(抜粋)

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