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クレディSには「リスク管理で優れたDNA」-ドゥーガン元CEO

  • 金融危機時などのリスク管理が成功した過去の実績も勘案するべきだ
  • アルケゴス関連で巨額の減損計上、複数の主要幹部が交代

クレディ・スイス・グループを判断する際には、同行がアルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡む取引で多額の損失を出したことだけでなく、金融危機時などにリスク管理が成功した過去の実績を勘案すべきだと、同行のブレイディ・ドゥーガン元最高経営責任者(CEO)が指摘した。

  2007ー15年にCEOを務めたドゥーガン氏は8日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで同行について「素晴らしい事業、素晴らしいフランチャイズ、多くの素晴らしい人材を有する」とし、「広い視野でそうした点を見る必要もあるのは明らかだ」と述べた。

クレディ・スイス元CEOのブレイディ・ドゥーガン氏

(出典:ブルームバーグ)

  アルケゴスに関する問題からの脱却を急いだ世界の投資銀行の中で、クレディ・スイスは最大級の損失を出したことが明らかになってきた。アルケゴス問題は1-3月(第1四半期)の赤字と複数の幹部更迭につながった。同行はアルケゴスに絡み44億スイス・フラン(約5200億円)の減損を1-3月に計上することと、減配と自社株買い停止を発表。投資銀行部門トップと最高リスク責任者を含む幹部数人が交代した。

クレディ・スイス、アルケゴス問題で業界最大の損失か-減損5200億円

  ドゥーガン氏は「08年の金融危機でクレディ・スイスは政府救済を受けず、危機を最もうまく切り抜けたと考えられた金融機関の1つだ」と発言。「リスク管理に関しても同行には多くの優れたDNAがある」と語った。

原題:Credit Suisse Has ‘Good DNA Around Risk Management,’ Ex-CEO Says(抜粋)

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