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米政策金利見通しに波乱も、ユーロドル先物のオプションが示唆

  • ユーロドル先物市場のボラティリティーを見込む取引17億5000万円
  • FOMC議事要旨への反応というより予防的行動か

ユーロドル先物市場のボラティリティーに賭ける1600万ドル(約17億5000万円)の取引が見越しているのは、米政策金利の道筋を巡る市場予想の大きな変化だ。

  ユーロドル先物がいずれの方向にせよ大きく動いたときに利益が出るこのオプションの活況は、利上げに関する現在の予想を巡る不安を示している。過去1週間には、強い雇用統計結果を受けて5年物米国債利回りが1年ぶりの高水準になった後、明確なきっかけもなく上昇分を失うという動きもあり、不安定感は増している。

  この取引は2023年6月のユーロドル先物を巡るヘッジだが、ミッドカーブオプションは2カ月後に期限を迎える。7日には合計3万枚が購入された。未決済建玉に関する暫定データによれば、新たなポジションとみられる。 

Options structure protects against repricing of Fed's policy path

  23年6月にユーロドル先物が現行水準の99.30から上下いずれでも約25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)動くとブレークイーブンになる。99.30は現在0-0.25%のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標が0.5ポイント上昇するとの予想を織り込む水準。

  ポジションの大半は3月16、17両日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される前に構築されたため、議事要旨への反応というよりは予防的行動とみられる。

原題:A $16 Million Options Wager Hedges Rapid Shift in Fed Outlook(抜粋)

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