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【債券週間展望】長期金利に低下圧力、入札こなし好需給意識した買い

4月第2週(12日-16日)の債券市場では、長期金利に引き続き低下圧力がかかると予想されている。新年度入り後の利付国債入札をいずれも順調に消化し、需給の良さが意識されていることが背景。米国の長期金利が足元で安定して推移していることも支えとなる見通し。

市場参加者の見方

◎三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 10年債、30年債、5年債の入札をいずれも好結果で終え、需給環境の良さが意識されている
  • 米長期金利が伸び悩み感を強めていることも支援材料で堅調な地合いが続こう
  • 月末公表の来月の国債買い入れ予定で減額観測が出てくる可能性もあるが、足元では好需給を意識した買いの方が強いだろう
  • 長期金利の予想レンジは0.08%~0.11%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 新年度入りで投資家の現物債への需要は強く、投資家の押し目買い姿勢に変化はないだろう
  • 積極的な債券の買い材料には乏しく、大幅な利回り低下は見込みづらいが、投資家の押し目買いや日本銀行の買いオペに支えられて、国内債相場は底堅く推移しよう
  • 米長期金利上昇への警戒感が続く中、利回り低下が進めば利益確定売りで上値は抑えられよう
  • 長期金利の予想レンジは0.08%~0.12%

国債入札予定

対象発行予定額
13日流動性供給入札(15.5年超39年未満)5000億円程度
15日流動性供給入札(5年超15.5年以下)5000億円程度

日銀オペ予定

対象年限買い入れ額
14日1-3年4750億円
3-5年4500億円
5-10年4500億円


主な材料

  • 14日:機械受注統計 (2月)
  • 14日:黒田東彦日銀総裁が信託大会であいさつ
  • 14日:パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がワシントンのエコノミッククラブのオンラインイベントに参加
  • 15日:日銀が支店長会議、地域経済報告(さくらリポート)公表
  • 16日:ワシントンで日米首脳会談
  • 16日:1-3月の中国GDP(国内総生産)
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