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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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パウエル議長、米経済の再建誓う-インフレ懸念はあらためて否定

更新日時
  • IMF春季会合のバーチャルパネル討論会で発言
  • 世界的に不均衡なワクチン接種が経済回復のリスク
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S., on Friday, Feb. 19, 2021. Federal Reserve officials in January expected it would be "some time" before conditions to scale back their massive bond purchases were met, leaving open the question of whether any tapering could start before 2022.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

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パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は8日、米国を「偉大な経済」に戻すことへの決意を示した上で、首都ワシントンでのホームレスのテントを引き合いに出し、新型コロナウイルス禍からの回復はまだ不完全だと強調した。

  国際通貨基金(IMF)春季会合のバーチャルパネル討論会に参加したパウエル議長は、コロナ収束に伴いインフレが制御不能になるリスクは懸念していないとの見解を示しつつ、自身の通勤時に「テント村」を通る際、多くの米国民がなお仕事を失ったままの現状に思いをはせていると述べた。

  「経済の一部が好調であっても、そうでない多くの人がいることを忘れてはならない。仕事をやり遂げ、偉大な経済を取り戻したい」と議長は語った。

パウエル議長は米経済の回復は「不均衡で不完全」と語る

Source: Bloomberg)

  パウエル議長は、一時的になると見込まれるインフレ圧力を抑制する手段を金融当局は持っていると発言。これを受けて米株市場は上昇、米債券相場では10年債利回りが低下した。

  米金融当局者は、米経済がコロナ禍から立ち直るためには、ワクチン接種が進展する中で見通しが明るくなったとしても、引き続き積極的な金融政策の支援が必要だと繰り返し強調している。

FOMC議事要旨、資産購入縮小の条件満たすにはしばらくかかる (1)

  インフレ見通しおよび金融当局が行動を起こすきっかけについての質問に対してパウエル議長は、経済再開に伴い物価圧力が高まることが想定されるが、一時的となる公算であり、仮に長く続くようであれば対策を講じるだろうと述べた。

  また議長は「現在の回復は不均衡で不完全なままだ」と述べ、全ての地域で新型コロナの感染を収束させるまで世界は経済活動を完全に再開することはできないだろうとの見解を示した。

  その上で、感染が再び拡大すればパンデミック(世界的大流行)の初期に比べ経済的な影響は小さいかもしれないが、景気回復を減速させるだろうとし、ワクチンを接種して社会的な距離の維持を継続するよう呼び掛けた。

原題:Powell Vows to Restore ‘Great’ Economy, Plays Down Inflation (1), Powell Says Uneven Global Vaccination Rollout Is Recovery Risk(抜粋)

(パウエル議長の発言を追加して更新します)
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