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シンガポールのヘン副首相、首相後継候補から退く-より若い指導者を

シンガポールのリー首相を継ぐ最有力候補とされてきたヘン副首相兼財務相が8日、次期首相候補から身を引くと表明した。ヘン氏の後継が既定路線とみられていただけに衝撃は大きく、リー氏から後継者への権力移行は先延ばしされる可能性が高い。

  ヘン副首相はリー首相に宛てた書簡で、新型コロナウイルスの「危機が終わる」およそ5年後に首相を引き継ぐには年をとりすぎている可能性が高いと説明。より若い指導者が首相に就くべきだとの考えを示し、党当局者が選ぶ候補者を支持する用意があると述べた。

  ヘン氏の表明で、党当局者が新たな次期首相候補を速やかに選出しない限り、リー氏が最長5年間にわたり首相に留任する余地が生まれた。リー氏は依然、70歳になる2022年2月に首相の座を降りる意向を示したが、昨年の総選挙で与党・人民行動党(PAP)が独立以来最低の得票率にとどまったことを受け、同国が「適切に機能する」状態になるまで首相にとどまると言明していた。

原題:Singapore Finance Chief Bows Out as PM Successor in Shock Move(抜粋)

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