コンテンツにスキップする

中国国債、外国勢の保有が2年ぶりに減少-3月末時点

  • 米国債に対するプレミアム縮小-2月は過去最高の保有だった
  • 米国債の利回り上昇、常に新興国市場からの資本流出リスクはらむ

中国国債の保有を外国勢が3月に減らした。米国債に対するプレミアム(上乗せ利回り)縮小などを背景に2年ぶりの減少となった。

  チャイナボンドの集計データによると、外国人投資家が保有する中国国債は3月末時点で2兆400億元(約34兆1100億円)。ブルームバーグの算出では、2月に記録した過去最高から165億元減少した。外国勢が中国国債保有を前回減らしたのは2019年2月だった。

中国に集まるホットマネー、当局は流出を警戒-金融の安定重視

Falling Attraction

Foreigners end two-year buying spree in China government bonds

Source: ChinaBond, Bloomberg

  クレディ・アグリコルCIBの中国担当チーフエコノミスト、ダリウス・コワルツィク氏(香港在勤)は「米国債の利回り上昇は常に新興国市場からの資本流出をもたらすリスクをはらんでいる一方で、売り越しは非常にまれだ」と指摘。「米国債の利回りが上昇する限り、中国国債および中国債全般への外国勢の関心が今後は一段と限られる公算が大きいことをデータは示している。年内はそうなるだろう」と語った。

中国国債に関連する記事:

原題:Global Funds End Two-Year Buying Spree in China Government Debt(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE