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Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
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荒れたクレディS会議、アルケゴス問題でCEOに幹部ら怒りぶつける

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クレディ・スイス・グループ最高経営責任者(CEO)のトマス・ゴットシュタイン氏は、自行のバンカーから怒りを含んだ厳しい質問を浴びせられた。

  ゴットシュタインCEOは6日遅く、マネジングディレクター数十人を集めて電話会議を開催。元ヘッジファンド運用者ビル・フアン氏のファミリーオフィス、アルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡り47億ドル(約5160億円)の減損を計上すると明らかにしたことを受け、危機管理の取り組みの一環として招集した。

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トマス・ゴットシュタインCEO

写真家:Fabrice Coffrini / AFP / Getty Images

  会議の状況を知る複数の関係者によると、ゴットシュタインCEOはアルケゴス問題での同行のエクスポージャーとリスクプロファイルに関して、出席者から厳しい質問攻めに遭った。今回の失敗で、競合する金融機関よりもずっと大きな損失が発生したのはなぜか。この質問にゴットシュタイン氏はまだ詳しい説明ができず、ロイズ・バンキング・グループCEOのアントニオ・ホルタオソリオ氏が今月中にクレディ・スイスの新会長として加わることが、自行の戦略を見直す好機だと述べるにとどまったという。

  ゴットシュタイン氏(57)は取締役会メンバーや花形トレーダー、企業の合併・買収(M&A)担当者、プライベートバンカーから、質問に明確に答えるよう求める圧力にさらされている。クレディ・スイスの株価は、昨年堅調な業績を上げたことで上昇していたが、現在は低迷。2021年1-3月(第1四半期)はアルケゴス関連の巨額損失で収益が吹き飛ぶ形となる。

  クレディ・スイスの広報担当者はこの会議に関するコメントを控えた。

原題:Credit Suisse CEO Faces Anger in the Ranks After Archegos Mess(抜粋)

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