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【新型コロナ】オンタリオ州再び非常事態宣言-EU協調対応に至らず

更新日時
  • インドの一部州・都市でワクチン不足、感染拡大抑制を阻害
  • メキシコ外相が近く訪米へ、ワクチン追加供給要請で

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欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンと、まれなタイプの血栓症例が「関連している可能性」を認めた。一方、英当局は同ワクチンを30歳未満に投与しないよう勧告した。ただ、両当局とも同ワクチンの接種の恩恵はリスクを上回るとした。

英国、30歳未満にはアストラ製ワクチンを使用しないよう勧告 (1)

  イタリアはアストラ製ワクチン接種を60歳以上に限定することを勧告している。独仏も同様の勧告を出している。

ドイツ、アストラ製ワクチン使用を60歳以上に限定するよう勧告へ

  EUの行政執行機関、欧州委員会のキリアキデス欧州委員(保健衛生・食の安全担当)は加盟国の保健相との会合で、アストラ製ワクチンと、まれなタイプの血栓症例が関連する可能性があるとされた問題を巡り、欧州として協調的なアプローチを策定する必要があると訴えたが、協調対応はまとまらなかった。保健相らは声明で接種計画の協議継続を約束した。

  米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は米国内で英国型の変異株が主流になったと述べた。

  バイデン米大統領は米国内の全ての地域医療センターにワクチンを配布する方針だ。

  カナダ最大の州、オンタリオ州は3度目の非常事態宣言に踏み切った。8日から4週間、自宅待機を義務付ける。大半の店舗は営業禁止となる。

  インドでは金融ハブのムンバイを含め幾つかの州・都市でワクチン不足に見舞われており、感染拡大抑制の取り組みを妨げている。

  メキシコのエブラルド外相は、新型コロナワクチンの追加供給を米国に要請するため近く訪米する予定だ。今後3カ月間のワクチン供給不足を解消することが目的。

メキシコ外相が近く訪米へ、コロナワクチン追加供給要請で-外務次官

  米アラバマ州はテキサス、インディアナ両州に続きマスク着用義務化を撤回する。

  ハンガリーでは制限を緩和した日にコロナによる死者が過去最多を更新。制限緩和が時期尚早だったのではないかとの懸念が強まった。3月1日に社会的距離ルールを緩和したトルコでは新規感染者が過去最多となった。

  メルケル独首相の報道官は、与党キリスト教民主同盟(CDU)のラシェット党首が提案した短期の厳格なロックダウン(都市封鎖)を政府として支持しているとあらためて述べた。

  ドイツはロシアのワクチン「スプートニクV」の入手を目指し、同国と交渉を開始する。ロイター通信が事情に詳しい関係者を引用して伝えた。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計データによると、世界の感染者数は1億3290万人、死者数は288万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチン・トラッカーによれば、世界全体のワクチン接種は計7億400万回を超えた。

原題:Variant Common in U.S.; Ontario Declares Emergency: Virus UpdateVariant Now Dominant U.S. Strain; Astra Clot Link: Virus UpdateEU Seeks United Front to Respond to Astra Vaccine Risks (2)、Germany Seeks to Buy Sputnik Vaccine If Approved by EU: Reuters(抜粋)

(EUやカナダなどの情報を追加して更新します)
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