, コンテンツにスキップする

英CVCキャピタルが東芝の株式収得検討-関係者

更新日時
  • 東芝はきょう開催の取締役会で提案への対応協議へ-関係者
  • CVCはTOBで東芝を非公開化、買収額は2兆円超との報道も

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

英投資会社のCVCキャピタル・パートナーズ東芝の株式取得を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。東芝は7日取締役会を開き、CVCの提案などについて協議する方針だ。

Toshiba Corp. Holds News Conference To Announce New CEO

都内の東芝本社(2018年2月14日)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  関係者が情報の非公開を理由に匿名で語ったところによれば、CVCは東芝への投資の可能性を検討してきた。ブルームバーグのデータによると、東芝の株価は年初から33%上昇しており、6日の終値ベースでの時価総額は1兆7437億円。

  日本経済新聞は、CVCが東芝に買収提案する計画だと先に報じていた。株式公開買い付け(TOB)を通じて東芝の株式を非公開化する内容で、買収額は2兆円を超える見通しだとしている。

  CVCと東芝の担当者はいずれもコメントを控えている。

  東京証券取引所は7日、東芝株の売買を午前8時20分から一時停止すると発表した。公開買い付けに関する報道の真偽などの確認のためという。報道を受けて6日の東芝の米国預託証券(ADR)は一時前週末22%高と急伸していた。

  東芝の車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)は、CVC日本法人の会長兼共同代表を経て2018年に就任。東芝がトップを外部から迎えたのは約半世紀ぶりだった。就任以来、会計不祥事や記録的な赤字にあえぐ同社に対する投資家の信頼回復に努めてきた。

  CVCは最近では資生堂のへアケアブランド「TSUBAKI(ツバキ)」など日用品事業を1600億円で買収することで合意するなど日本企業の投資にも取り組んでいる。

  東芝を巡っては、3月18日の臨時株主総会で、筆頭株主で物言う株主(アクティビスト)として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが、昨年の定時総会における取締役選任の議決権集計方法に問題があるなどとして、再調査のため弁護士3人の選任を求めた提案が可決された。

  エフィッシモは昨年の定時総会で、組織風土やガバナンスの問題を解決する必要があるとして、創業者の今井陽一郎氏ら3人を取締役として提案したが、否決されていた。車谷氏ら東芝側は監査委員会による調査の結果、集計に問題はなかったとの立場を取っている。

社長、アクティビストの勝利で正念場に-株主が再調査を支持

原題:CVC Capital Said to Weigh Deal for Japanese Conglomerate Toshiba(抜粋)

(取締役会に関する情報などを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE