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豪中銀、政策金利を0.10%に据え置き-住宅価格上昇を警戒

更新日時
  • 3年国債利回り目標も維持、YCC目標の対象変更は年内に検討
  • 必要ならさらなる債券購入を開始する用意ある

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の0.10%に据え置くことを決めた。世界的な債券利回り上昇が沈静化し、超低金利の資産市場への影響が焦点となっている。

  3年国債の利回り目標も0.10%前後に据え置き、4月半ばから1000億豪ドル相当を新たに買い入れる資産購入プログラムの規模も維持された。

  ブルームバーグが調査したエコノミスト24人中全員が政策金利の据え置きを予想していた。

  ロウ総裁は声明で、「住宅価格上昇と低金利という環境を考慮し、住宅ローンのトレンドを注視していく。融資基準が維持されることが重要だ」との立場を示した。

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Source: CoreLogic Inc.

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  ロウ総裁らは、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)目標の対象を2024年4月償還債のままとするか、24年11月償還債に変更するか数カ月のうちに決定する予定。この日の声明では、政策委員会が年内に検討するとあらためて説明した。

  豪中銀による最初の1000億豪ドルの債券購入はほぼ完了し、追加の購入プログラムが来週開始される。

  中銀は「完全雇用とインフレの目標達成に向けた進展を後押しすることにつながるなら、さらなる債券購入を開始する用意がある」と表明。目標達成までは高度に支持的な金融情勢の維持にコミットし、実際のインフレ率が2-3%の目標レンジ内で持続的に推移するまでキャッシュレートの誘導目標を引き上げない方針を確認した。

原題:Australia Central Bank Holds as Housing Surge Comes to Fore (1)、RBA’s Lowe Keeps Benchmark Interest Rate at 0.10% (Full Text)(抜粋)

(声明の内容などを追加して更新します)
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