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バークレイズ、5年物米国債のロング勧める-市場の利上げ予想は誤り

  • 市場が織り込む米利上げサイクルは積極的過ぎる
  • インフレ率が現在織り込まれている水準に長くとどまる可能性は低い

英銀バークレイズは5年物米国債のロングポジション構築を勧めた。市場が織り込む米利上げサイクルは連邦準備制度の新しい政策枠組みに照らして積極的過ぎると指摘した。

  ストラテジストのアンシュル・プラダン氏はリポートで、2日の雇用統計結果の力強さにもかかわらず、「完全雇用への道はまだ遠く、インフレ率が現在織り込まれている水準に長くとどまる公算は小さい」と分析した。

  市場は2022年10-12月(第4四半期)までに1回の利上げ、23年末までに約4回の利上げを織り込んでいるが、この予想は金融当局が示している引き締め開始の条件と利上げまでの行動の順序に照らして行き過ぎていると同氏は指摘した。

  同氏は「幅広い指標が相当改善しない限り」、当局が政策正常化への第一歩である資産購入縮小を示唆する可能性は低いとの見方を示した。

  同氏の見方は以下の通り

  • 3月の雇用統計結果は天候要因が薄れた影響を反映しており、長期的な失業は増えている
  • 市場は当局目標の2%をやや上回るインフレ率を予想しているが、原油相場の下落が見込まれることを踏まえると予想は高過ぎるようだ
  • 補完的レバレッジ比率(SLR)の恒久的調整が見込まれることから、中期債の需要は堅調となる公算が大きい

原題:
Barclays Recommends Long U.S. 5-Year, Says Market Is Mispriced(抜粋)

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