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米フロリダ州パームビーチの高級住宅、富裕層の購買熱なお冷めず

  • 1000万ドル以上の住宅購入契約件数、3月は前年同月比約4倍に
  • 住宅需要継続の背景には「構造的変化」-ミラー氏

米フロリダ州パームビーチ郡は、富裕層の住宅購入者に対する輝きをなお失っていない。

  不動産鑑定会社ミラー・サミュエルと不動産仲介会社ダグラス・エリマンのリポートによると、3月の1000万ドル(約11億円)以上の一戸建て住宅の購入契約件数は前年同月比306%増。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降で最大の伸びとなった。500万ドル以上のコンドミニアムでは、契約件数は同392%増加した。

Sunshine State

Purchase contracts for Palm Beach County homes keep climbing

Source: Miller Samuel Inc. and Douglas Elliman Real Estate

  すべての価格帯では、3月の一戸建て契約件数は同202%増の1263件。コンドミニアム契約件数は同406%増の1608件となった。

  ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長によると、パームビーチ郡の住宅需要は持続しており、その背景には長期的な住民流入のトレンドがある。新型コロナ禍を受けて昨年ニューヨークからフロリダ州に転居した人は引き返すことを検討し始めているものの、同郡での住宅購買意欲は高まっているという。

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  ミラー氏はインタビューで「そろそろ落ち着くかと思いきや、まだ加速し続けている」と指摘。こうした状況は「つかの間の変化ではないことを示している。これはむしろ構造的な変化だ」と述べた。

原題:
Palm Beach County Mansions Scooped Up in Hot Pandemic Market(抜粋)

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