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Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg
cojp

ブラックロック、ウォール街と一線画す-人種格差巡り独立監査実施へ

  • 自社が金融システムの格差の一因になっていないか掘り下げる試み
  • ビジネスモデルが差別要因となったり固定化したりしていないか分析

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは株主の要求に応える形で、人種格差に関する独立業務監査を受ける予定だ。自社が金融システムの格差の一因になっていないか掘り下げる試みは、ウォール街の他の金融機関と一線を画す。

  フェイスブックや民泊仲介の米エアビーアンドビーなどの企業は、過去数年で同様の監査を実施してきたが、ゴールドマン・サックス・グループやシティグループ、ウェルズ・ファーゴは消極的だ。

  これらの金融機関は人種格差には既に対応済みだと主張し、監査を要求する議案に反対するよう株主に求めている。JPモルガン・チェースとシティは、結局退けられはしたが、規制・監督当局の力を借りて議決を阻止しようとしたほどだ。

  監査は第三者機関によって行われ、会社のポリシーや商品・サービスを含むビジネスモデルを分析し、差別の原因となったり、補強ないし固定化したりしていないか認定する。

  ブラックロックは1日の社員宛ての内部文書で、ダイバーシティー(多様性)と公平さ、インクルージョン(包摂)のポリシーが利害関係者にどのような影響を与えているか分析する外部監査は、進展状況を評価する有益なフィードバックを提供すると説明した。独立監査は2022年に開始されるという。

Yawning Gap

Black Americans have about one-seventh the wealth of Whites

Source: Federal Reserve

原題:BlackRock Breaks Wall Street Ranks With Planned Racial Audit (1)(抜粋)

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