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日本株は大幅反落、円高傾向で輸出安い-金融など幅広く売られる

更新日時

東京株式相場は大幅に反落。為替相場の円高傾向を背景に電機や自動車など輸出、また銀行など金融株、サービスや小売りなど内需関連が幅広く売られた。国内企業の決算発表シーズンを控え様子見も広がった。

  • TOPIXの終値は前日比29.20ポイント(1.5%)安の1954.34
  • 日経平均株価は392円62銭(1.3%)安の2万9696円63銭
  • 東証33業種では、鉱業、医薬品、銀行、空運、精密機器、輸送用機器が下落-証券・商品先物は上昇
TOPIXの推移

市場関係者の見方

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト

  • 日本株は短期的に過熱感があるなか、米国の経済対策を好感し日本株にも波及効果はあるがそれだけでは材料不足
  • 短期的なローテーションで大型株が調整、中型はしっかりしており、資金が逃げているわけではなく上昇トレンドに変わりはない
  • 今晩公表予定の国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは上方修正される見通しで景況感追認-金融政策が動かない中でワクチン接種の進展と米追加経済対策が決まりこの3カ月の変化は大きい
  • 米国7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表による利益確定の売りなどへの警戒はある

岡三アセットマネジメントの前野達志シニア・ストラテジスト

  • 米ISM非製造業景況指数といったマクロ的要因にも企業収益にも悪い材料はなく、経済対策など良い材料が出尽くし、日経平均が3万円を付けたことで短期的にポジションを軽くする動きが影響している可能性がある
  • プラス材料のマクロと企業収益、マイナス材料の長期金利上昇が綱引きする状況に変わりはなく、2月期の小売り決算が始まるため様子見状態
  • FOMCの議事要旨は、インフレやテーパリングに関してどのような意見が出ていたか注目される

背景

  • ISM非製造業景況指数、3月は過去最高-受注と業況が快調
  • 米国10年債利回りは1.70%と2ベーシスポイント(bp)低下
  • ドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移、前日の日本株取引終了時点は110円67銭
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