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デルタ航空、人員不足で約100便運休-予約制限の一部を解除へ

  • 人件費の圧縮がデルタの運休につながっている
  • デルタでは約1万7000人が自発的に退職、約4万人が無給休暇

デルタ航空は4日、人員不足に伴う約100便の運休を明らかにした。これを受け、一部の便については予定より約1カ月前倒しで中央席の予約が可能になるとしている。

  広報担当者は発表文で「デルタは人員配置や多くの従業員のワクチン接種、パイロットの職場復帰などさまざまな課題に取り組んできた」と説明。ただ「大多数の乗客が同じ旅行日に再予約できていない」として謝罪した。

  デルタの旅客は日曜日と月曜日の便で中央席を選択できる。同社は3月31日、新型コロナウイルスに絡み1年余り続いたソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つ措置を終了し、中央席の販売を5月1日に再開すると発表。アメリカン航空グループやユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは現在、搭乗率が最大80%だとしており、デルタは全座席の販売再開で最後の米大手航空会社となる。

  コロナ禍で2020年の米航空旅客需要は低迷。人件費の圧縮がデルタの運休につながっている。同社では約1万7000人が自発的に退職し、約4万人が無給休暇を取った。

  ワクチン接種加速に伴う米旅客需要の回復に、事業を縮小した航空会社は対応を迫られている。米疾病対策センター(CDC)は先週、ワクチン接種を終えた個人は国内旅行でコロナ検査も隔離の必要もないとするガイダンスを示した。

原題:Delta Cancels 100 Flights, Temporarily Reopens Some Middle Seats(抜粋)

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