, コンテンツにスキップする

クレディSが最高リスク責任者の交代検討、相次ぐ不手際-関係者

更新日時
  • ワーナー氏は2020年にリスクとコンプライアンス両方の責任者に昇格
  • アルケゴス巡る影響や上級幹部処遇について最新状況を今週説明へ

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

クレディ・スイス・グループの経営首脳らは、ララ・ワーナー最高リスク責任者(CRO)を交代させる人事について議論している。この問題について説明を受けた複数の関係者が明らかにした。同行ではこのところ、多額の損失につながり得る不手際が相次いでいる。

  関係者によれば、クレディ・スイスは今週、ビル・フアン氏のファミリーオフィス、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに対するエクスポージャーの影響や、ワーナーCROその他上級幹部の処遇について、投資家に最新の状況を説明する見込み。関係者は情報が非公開だとして匿名を条件に語った。トマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は引き続きCEO職にとどまる見通しだという。

  関係者2人によると、投資銀行責任者のブライアン・チン氏も精査対象となっている。クレディ・スイスは投資銀行部門にあるプライムブローカレッジ事業の調査も計画しているという。

  ゴットシュタイン氏は行員の内偵疑惑に伴う前CEO更迭を受けて2020年2月にCEOに就任。1年目は過去の問題への対応に追われたが、21年はまっさらな状態になると表明していた。

  しかし、同行は英金融ベンチャー、グリーンシル・キャピタルの破綻や、アルケゴス・キャピタル・マネジメントの混乱で大きな痛手を受けるなど管理体制の不備を示す問題が相次いでいる。アナリストからは、リスク管理で組織的な問題を抱えているのではないかとの疑問の声が上がっており、投資家も四半期決算が再び赤字になる可能性に直面している。

  ワーナー氏はゴットシュタイン氏が昨年実施した最初の人事刷新でリスクとコンプライアンス(法令順守)両方を統括する責任者に昇格していた。

  クレディ・スイスの広報担当者はコメントを控えた。

関連記事

原題:
Credit Suisse Weighs Replacing Risk Chief After Miscues (1)(抜粋)

(3段落目以降に背景などを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE