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1-3月の米自動車販売は好調、トヨタ22%増-コロナ禍の反動で

  • 自動車需要は1年を通じて堅調を維持するはずだ-GMエコノミスト
  • 1-3月はGM3.9%増、日産10.8%増、ホンダ16%増

今年1-3月(第1四半期)の米自動車販売は前年同期比で増加した。新型コロナウイルス禍が直撃した1年前と比べて新しい乗用車やトラックへの需要が強まり、米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車などへの追い風となった。

  アナリストの推計では、1-3月の米自動車販売は8%余り増加。ワクチン接種の進展のほか、景気への信頼感向上、半導体不足で自動車供給が減ることへの懸念も、販売台数押し上げにつながった。

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  GMの1-3月販売台数は前年同期比3.9%増の64万2250台。半導体不足の状況にもかかわらず、GMは今年の販売台数の堅調な伸びを見込んでいる。同社のチーフエコノミスト、エレイン・バックバーグ氏は発表資料で「景気刺激策やワクチン接種率の上昇、経済再開の加速で消費者心理と支出は引き続き上向くだろう」と指摘。「自動車需要は1年を通じて堅調を維持するはずだ」と述べた。

  トヨタは22%増の60万3066台。3月は前年同月比87%増と大幅な伸びを示したが、昨年の同月は新型コロナ禍でショールームへの客足がほぼ途絶えていた。それでも1-3月販売台数は2019年1-3月期との比較でも11%増となっており、消費者の購買意欲の高まりを示している。

  トヨタの高級車ブランド「レクサス」は1-3月としては過去2番目、3月としては過去最多の販売台数を記録した。

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トヨタのピックアップトラック「タコマ」

  日産は10.8%増の28万5553台と、9四半期ぶりの増加。ブランドの再構築に取り組む中、クロスオーバーSUV「ローグ」が45%増となり、販売台数全体の約3分の1を占めた。

  ホンダは16%増の34万7091台。3月の販売台数は主力のクロスオーバーSUV「CR-V」への需要が前年同月比2倍余りに増加し、過去最多を記録した。

原題:Toyota Quarterly U.S. Sales Jump 22% as Car Buyers Storm Back, Automakers Notch Strong Sales Bounce a Year After Covid-19 Onset(抜粋)

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