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ロンドンの銀行、オフィス復帰近づく-完全復帰やハイブリッド型

  • ゴールドマン・サックスは3月29日からオフィス復帰進める
  • スタンダードチャータードは在宅勤務の生産性を高める戦略模索

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新型コロナウイルスワクチン接種で世界をリードし3回目のロックダウンを脱しようとしている英国では、一部の金融機関が従業員をオフィスに呼び戻し始めている。在宅勤務を含めたハイブリッド型の働き方を堅持するところもある。

  ゴールドマン・サックス・グループは英国の全面的な「外出禁止」が終わった3月29日から、ロンドンの従業員をオフィスに戻している。スタンダードチャータードは在宅勤務の生産性を高める戦略を練り、オフィスと在宅を組み合わせた働き方を採用する。

  オフィスのリース契約を解除するには時間と手間と金がかかる。従って、雇用主にはオフィス勤務を復活させる強い動機がある。しかし社会的距離の確保などの措置や従業員のウイルス検査を実施するキャパシティーの問題から、オフィス復帰は緩やかにしか進まないし、新型コロナ前と同じ状態に戻ることは二度とないかもしれない。

  一部の銀行はそれを大々的な変革の機会と捉え、対面での関わりと自宅からのビデオ会議の完璧な組み合わせを見つけようとしている。

各銀行の姿勢は以下の通り。

JPモルガン・チェース

  JPモルガンは最終的な決定はしていないが、在宅勤務の要素を一部残す見込みだ。直近のロックダウン中にオフィスに出社していたのはロンドンを拠点とする1万2000人の10%に満たなかったが、現在はチームごとに必要に応じて一部従業員にオフィス復帰を許可している。

ゴールドマン・サックス・グループ

  デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は2月に、 リモートワークは「例外的な状況であり、できるだけ速やかに修正する」と語っていた。

バークレイズ

  ジェス・ステーリーCEOは、従業員が年内にオフィスに戻ることを期待している。新型コロナ禍の初期には数千人の人が働く高層ビルというものは「過去の遺物」になったかもしれないと述べていたが、考えを変えた。

HSBCホールディングス

  HSBCは最終的に世界のオフィススペースを40%縮小する方針だ。ノエル・クインCEOは2月に、カナリーワーフの本部は維持するが「ロンドンの他の拠点」のリース契約を終了させることを検討すると述べた。

スタンダードチャータード

  行員の大半は何らかの形での柔軟性を望んでいる。同行は今週、英国内のほとんどの従業員についてパンデミック中の働き方を正式なものにした。ホログラムを使った休憩スペースでのおしゃべりやネットワーキングアプリなど、人々が仮想的につながり続けるためのアイデアを模索している。

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原題:
Getting Back to Work: How U.K. Banks Plan to Revive the Office(抜粋)

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