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S&P500反発、ハイテクに買い-インフラ計画意識

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31日の米株式相場は、S&P500種株価指数が反発。第1四半期(1-3月)に後れを取っていたテクノロジー株に見直し買いが入った。バイデン大統領は大規模インフラ計画を発表する。

  • 米国株はS&P500とナスダックが反発-ダウ平均続落
  • 米国債は下落、10年債利回り1.74%
  • ドル下落、対円では110円後半-逃避先通貨が安い
  • NY原油は続落、OPECプラスの判断控え-需要を懸念
  • 金が反発、ドル下落で-四半期ベースでは10%近い下げ

  アップルやマイクロソフト、テスラに支えられ、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1.5%高。バリュー株よりもグロース株を選好する動きが再び強まり、ダウ工業株30種平均は値下がりした。S&P500種は日中ベースの最高値を更新したが、取引終盤に終値での最高値水準から離れた。

  S&P500種は前日比0.4%高の3972.89。ダウ30種平均は85.41ドル(0.3%)安の32981.55ドル。ナスダック総合指数は1.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.74%。

  シティ・パーソナル・ウェルス・マネジメントの投資戦略責任者、ショーン・スナイダー氏は「バイデン氏が思い切った行動を取るつもりだというメッセージはかなり明確だ」と指摘。「極めて大規模な財政面での追い風になる」と述べた。

  3月の米民間雇用者数は6カ月ぶりの大幅増加となった。新型コロナウイルスのワクチン接種増加や事業活動再開に後押しされ、人員採用が進んでいることが示唆された。

S&P 500 posts its eighth monthly gain of 2% or more in last year

  外国為替市場では、ドルが主要10通貨の大半に対して下落。インフラ計画に関するバイデン大統領の演説待ちとなる中、円など逃避先通貨が値下がりした。ただ、ドル指数は四半期ベースでは1年ぶりの大幅上昇。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円では0.3%高の1ドル=110円72 銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1730ドル。

  ニューヨーク原油先物相場はほぼ1週間ぶりの大幅下落。フランス政府が全国規模のロックダウン(都市封鎖)を発表したことで、欧州での短期的な需要見通し悪化が意識された。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の共同閣僚監視委員会(JMMC)は、政策に関していかなる勧告もせずに終了した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は1.39ドル(2.3%)安の1バレル=59.16ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は60セント安の63.54ドル。同限月はこの日が最終取引日だった。

  金相場は反発。ドルの下落が背景にある。スポット価格はニューヨーク時間午後3時10分現在、1.4%高の1オンス=1707.30ドル。1-3月(第1四半期)には利回り上昇とドル高が重しとなり、10%近い下落を記録した。これは同四半期として1982年以来の大幅安。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.8%高の1オンス=1715.60ドルで終えた。

原題:Tech Shares Pushes Stocks Higher; Crude Oil Falls: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Declines Ahead of Biden Spending Plan Speech: Inside G-10(抜粋)

Oil Slides With Lockdowns Spreading Ahead of OPEC+ Decision(抜粋)

Gold Set for Worst Start to Year in Decades on Yields, Dollar(抜粋)

(相場を更新し、コメントなどを追加します)
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