, コンテンツにスキップする

世界貿易は今年8%増へ、コロナ禍が引き続き脅威-WTO予測

  • 2020年の貿易量は5.3%減-予想の9.2%減ほど落ち込まず
  • 迅速なワクチン接種が景気回復にとって最良の刺激策-事務局長

世界貿易機関(WTO)は31日、今年の世界貿易量が前年比8%増と、2010年以降で最大の伸びになるとの予測を発表した。その上で、新型コロナウイルスの新たな感染の波が景気回復を損なう恐れがあるとし、コロナ禍が引き続き貿易見通しにとって最大の脅威だと警告した。

  WTOの発表によれば、20年の貿易量は5.3%減と、昨年10月時点で予測されていた9.2%減ほどは落ち込まなかった。22年の貿易量は4%の拡大が見込まれている。

  オコンジョイウェアラ事務局長は記者団に対し、新型コロナワクチンの接種加速によって貿易がコロナ禍前のトレンドに回帰する可能性があると指摘。ただ、接種が遅れた場合には予想を2ポイント低下させかねないとの見方を示した。

  事務局長は「迅速なワクチン接種が景気回復にとって最良の刺激策だ」と述べ、「接種を加速してこそ、世界経済を全速力に戻すことができる」と続けた。

Brighter Trade Outlook

The WTO expects trade will rebound 8% in 2021 and 4% in 2022

Source: World Trade Organization 

原題:WTO Sees a Rebound for the Global Economy, Goods Trade in 2021(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE