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ビオンテック、今年のコロナワクチン生産目標を25億回分に引き上げ

  • 契約済み14億回分のワクチン売上高は98億ユーロと予想
  • 冷蔵庫温度で保管可能なワクチン、今年下期の早い段階までに提供へ

ドイツのビオンテックと米ファイザーは、共同で開発した新型コロナウイルスワクチンの今年の生産目標を最大25億回分に引き上げた。ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は冷蔵庫で保管可能なタイプのワクチンが数カ月内に用意できるとみている。

  新たな生産目標はビオンテックの従来予想から約25%の上方修正となる。同社はこれまでに契約を済ませた14億回分のワクチン供給による売上高を98億ユーロ(約1兆2700億円)と見込んでいる。

  サヒン氏はインタビューで「需要が拡大している」と述べ、「現段階で25億回分の生産体制を整えたが、原則的にはさらに増産の余地がある」と続けた。

  ビオンテックは30日、長期保存には超低温の保管が必要になるという同社製ワクチンの弱点についても対応を進めていることを明らかにした。同社によれば、冷蔵庫の温度による保管が可能ですぐに使えるタイプと、政府が将来に備えて備蓄することが可能な凍結乾燥させたタイプの2種類の開発を進めている。

  サヒン氏は今年下期の早い段階までに冷蔵庫の温度で保管可能なタイプのワクチンを提供できるとの見通しを示した。これにより診療所や薬局などでのワクチン保管・投与がより簡単になる。

原題:BioNTech Raises Covid Vaccine Target to 2.5 Billion Doses (1)BioNTech Raises 2021 Covid Vaccine Target to 2.5 Billion Doses(抜粋)

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