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中国の小米、EV事業参入を正式発表-今後10年で1.1兆円投資

更新日時
  • 新たに設けるEV部門の責任者は創業者の雷CEOが兼任
  • 急成長する中国EV市場参入に向け過去最大の事業改革へ

中国のスマートフォンメーカー、小米は電気自動車(EV)の生産に向こう10年で約100億ドル(約1兆1000億円)を投資する計画だ。急成長する中国EV市場への参入に向け、同社は過去最大の事業改革に乗り出す。

  香港証券取引所への届け出によると、創業者の雷軍最高経営責任者(CEO)が新たに設ける独立部門の責任者を兼任し、スマートEVの生産に当初は100億元(約1700億円)を投じる。

  同社は自動運転化やネット接続が進む自動車の将来を見据え、米アップルや華為技術(ファーウェイ)なども狙うEV市場への参入を決めた。発表に先立ち、事情に詳しい関係者はブルームバーグ・ニュースに対し、事業の進展次第では、小米が最短3年で約1000億元をEVに投資する可能性があると語っていた。非公開情報だとして匿名で語った同関係者によると、想定される投資額の約60%を内部資金で賄い、残りは今後調達する計画だという。

  北京でのイベントで雷氏は「自動車産業のリスクを十分に認識している。また、このプロジェクトには少なくとも3年から5年、多額の投資が必要であることも承知している」と述べた。

  同社はEV事業を自社で完全に掌握することを目指しているため、外部投資家を招く計画はないと同氏は説明。「これは私のキャリアで最後のスタートアッププロジェクトになる」と述べた。

原題:
Xiaomi Plans to Invest $10 Billion in Making Electric Cars (3)(抜粋)

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