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ECBバシリアウスカス氏「QE長く続ける必要」-過去の経験が教訓

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、リトアニア銀行(中銀)のバシリアウスカス総裁は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)の影響から景気が予想通り回復するとしても、緊急刺激策を転換する際は慎重になる必要があると語った。

  バシリアウスカス総裁は、引き締めが早過ぎた過去の経験をECBは参考にすべきだとインタビューで発言した。よりスタンダードな金融政策手段への復帰が段階的ペースでしか行われないことをそれは意味している。

European Central Bank President Mario Draghi Announces Rates Decision

リトアニア銀行のバシリアウスカス総裁

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

  バシリアウスカス氏は、インフレがパンデミック前の軌道に戻ったとしても、政策担当者は量的緩和(QE)を「かなり長期間」続ける必要があるだろうと指摘。「われわれの歴史的経験を考えれば特にそうだが、金融政策の非常に急な転換が許されるとは思わない。過渡的状況が少し長い方がいいだろう」と述べた。

   近く退任するバシリアウスカス氏はその上で、「刺激策をやめることによる過剰反応に比べれば、刺激を長く続け過ぎることが大きなリスクとは考えない」との見解を示した。

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原題:ECB Governor Warns Against Sharp Policy Tilt When Crisis Passes(抜粋)

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