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コロナワクチン接種、ペース加速は5月以降の見通し-河野行革相

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河野太郎行政改革担当相は29日、国内における新型コロナウイルスワクチン接種について、ペースが上がるのは5月以降になる可能性が高いとの見通しを示した。他の先進諸国と比べて日本のワクチン接種率は後れを取っている。

  河野行革相はブルームバーグとの英語でのインタビューで、65歳以上の高齢者へのワクチン接種は4月12日の開始を予定しているが、当初の供給量は限定的で、地域によりばらつきがあると述べた。

  河野氏は、接種は「非常にゆっくりとしたペースになるだろう」とした上で、「都道府県知事からゆっくり進めてほしいとの要望があった。そうすれば接種体制を確認でき、全市町村で準備が整えられるからだ」と語った。ワクチンの供給ペースを遅らせている要因の一つは、新たな接種記録システムを医師が習得する必要があり、それに時間がかかるためだという。

Japan's Vaccine Minister Taro Kono Interview

河野太郎行革相(3月29日)

写真家:Akio Kon / Bloomberg

  

  国内のワクチン接種はまだ医療従事者に限られている。厚生労働省公表の接種実績によると、26日時点で1回目の接種を受けた人は78万人余りで、これは人口約1億2500万人の1%にも満たない。

  接種ペースは他の先進国やアジア近隣諸国に比べても遅い。特に7月の東京五輪に向けて準備が進められる中、大半の人は接種時期のめどが立っていない。

  河野氏によると、300万人から500万人と想定される医療従事者への接種について、政府は現行のペースを上げるために何ができるかを地方自治体と話し合っている。日本などアジア諸国ではワクチンの副作用への警戒心が強く、接種へのためらいが大きな課題になっているという。

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原題:Japan Vaccine Czar Says Inoculations Won’t Pick Up Until May(抜粋)

(原文に合わせて6段落目を書き換えました)
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