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きょうの国内市況(3月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株は経済正常化の期待根強く続伸-ファンド巡る懸念で金融は安い

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  東京株式相場は3日続伸。米国のワクチン接種加速による経済正常化への期待が根強く、電機や機械、自動車、化学株が上げた。一方でTOPIX(東証株価指数)は一時下落した。米国で大規模な損失の発生する可能性があると発表した野村ホールディングスには米ファンドとの取引が影響しているとの見方が出て株価が大幅に下落し、証券や銀行など金融株は安かった。

  • TOPIXの終値は前営業日比9.18ポイント(0.5%)高の1993.34
  • 日経平均株価は207円82銭(0.7%)高の2万9384円52銭
  • 東証33業種では小売業、ゴム製品、機械、電機、化学が上昇
  • 証券・商品先物、海運、空運、その他金融、銀行は下落

岡三アセットマネジメントの前野達志シニア・ストラテジスト

  • 米国のブロックトレードや野村HDの件などの弱い材料があり上値は重いが、2021年は景気回復の年という大きなトレンドには変わりはなく、今後1~3週間で考えれば悲観的になる必要はない
  • 今週発表予定の米国ISM製造業景況指数など経済指標では良い結果、日銀短観は最悪期を脱したという結果が予想できる
  • ただ良い結果がでればインフレや長期金利上昇にもつながるため注意は必要

●超長期債が上昇、最終投資家の買いとの声-米長期金利の低下も安心感

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  債券市場は超長期債中心に上昇。年度末を控え最終投資家の買いが入ったとの声が聞かれたほか、米長期金利が時間外取引で低下したことも買い安心感につながった。

  • 新発20年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)低い0.445%
  • 新発30年債利回りは0.63%、新発40年債利回りは0.67%といずれも2bp低下
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.07%
  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比11銭高の151円47銭。売りが先行したが、米長期金利が時間外取引で低下したことや、国内株価が上昇幅を縮小したことを受けて、引けにかけて水準を切り上げた

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 超長期債に個別投資家の買いが入ったようで、超長期債の強さが先物や10年債に波及した
  • 株価が上げ幅を縮小したことや米長期金利が時間外取引で低下したことも支援材料に
  • 日銀3月会合の主な意見で、4月の国債買い入れ予定での買い入れ減額などを示唆する発言がなかったことも買い安心感に

●ドル・円は下落、リスクオンの調整と輸出企業のドル売り-109円半ば

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。目先の材料に乏しい中、先週末に進んだリスクオンの巻き戻しが広がり、円は全面高となっている。110円の大台が迫ったこともあり、仲値公示にかけては国内輸出企業などからのドル売りが膨らんだ。

  • ドル・円は午後3時15分現在、前週末比0.1%安の1ドル=109円50銭。朝方の109円80銭を高値に一時109円37銭まで下落
    • 26日の海外時間には一時109円85銭と昨年6月以来の高値を更新
  • 円は主要10通貨全てに対して上昇

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • リスクオン一服で株価に下押し圧力がかかる中、ドル・円は先週末に上昇した分の一部をじりじりと巻き戻す展開。野村ホールディングスを巡るニュースが市場全体のセンチメントの重しになっている面も
  • 新型コロナウイルスのワクチン普及による世界的な景気回復期待が後退したわけではなく、ドル・円は振れを伴いつつも緩やかに上昇していくだろうが、短期的には株安が進むと下押しされやすい
  • 年度末、四半期末、月末が終わればすぐにリスクオンに戻るのか見極めが必要
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