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LIBOR切り替え、遅れればボーナスに影響-英中銀など監視強化へ

  • 遅れる場合には幹部のボーナスは減らすべきだと26日付の書面で警告
  • ポンドLIBORの使用続ければ、当局はリスク管理不備と見なす

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)からの切り替えの進展が鈍いバンカーに対し、英金融当局はその弱点を突く用意がある。

  イングランド銀行(英中央銀行)と英金融行動監視機構(FCA)は、LIBORからの移行プランの監視を強化する方針であり、遅れる場合には金融機関幹部のボーナスは減らすべきだと26日付の書面で警告した。

  ポンドLIBORは年末で公表が停止されるが、金融機関は4月1日以降、連動するデリバティブ(金融派生商品)やローン、債券、証券化商品の新規契約をやめるよう指示されており、ポンドLIBORの使用を続ければ規制当局からリスク管理不備と見なされる可能性がある。

  TDセキュリティーズの金利戦略グローバル責任者プリヤ・ミスラ氏は「LIBORからの切り替えは、銀行が自らの役割を果たすだけでなく、借り手と投資家の行動も必要だ」と指摘した。

  英中銀とFCAは、シンジケートローン業務を特にやり玉に挙げた。シンジケート業務に関わる一部金融機関がLIBORからの切り替えを妨げている恐れがあるとし、これらの機関が移行にブレーキをかけることは許されないと主張した。

  4月1日以降にポンドLIBORに連動する新規のシンジケートローンのコミットメント(融資実行予約)が締結される場合、参加行の全てに管理不行き届きの共同責任があると見なされるという。

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原題:
BOE Threatens Banker Bonuses Over Pace of Libor Transition (2)(抜粋)

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